レジンキャストって?どんなことに使われているんだろう

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レジンキャストというものを知っていますか?レジンは聞いたことはあるけど、レジンキャストは知らない、そんな方もいるかもしれません。今回は日常のいろいろなところに使われているレジンキャストについて紹介していきたいと思います。

レジンキャストって?

レジンキャストとは工業デザインの試作品を作ったり歯医者さんで使われている合成樹脂の成型方法です。レジンキャスティングとも呼ばれています。レジンキャストのレジンとは、もともとは松脂などの天然樹脂のことを指していましたが、現在は合成樹脂全般を指す言葉になっています。型として使用するのはシリコーンゴムという素材です。レジンキャストに使われる樹脂には主に2液混合型のウレタン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂の3種類です。フィギュアの作成や歯医者さんの入れ歯などに使われています。

2液混合型のウレタン樹脂

主剤と硬化剤の二種類の液体を混ぜ合わせて硬化させる樹脂です。液体の状態では透明ですが、硬化するとベージュや白色などの不透明色に変化します。硬化時間は約10分と短めです。粘度がとても高いので流れにくく、フィギュア作成用に販売されているものには型に流しやすくするための揮発性の溶剤が大量に含まれており、完成した作品から時間をかけて溶剤が揮発することで作品が縮んでしまうなどの問題があります。キシレンという人体に有害な物質を除いたノンキシレンタイプのウレタン樹脂が主流です。

エポキシ樹脂

こちらも樹脂と硬化剤の二種類の液体を混ぜ合わせて硬化させる樹脂です。硬化時間は約10分ですが、硬化剤の種類や量を変えることで硬化時間を調整することができます。硬化後も少し暖色系の透明です。こちらもウレタン同様に粘度が高く型に流れにくいですが、アクセサリー作りやクラフト用に販売されているものは低粘度に調整されたものが販売されています。また、グラスファイバーと呼ばれるガラスでできた繊維や、炭素繊維を混ぜて繊維強化プラスチックとしても使われています。

不飽和ポリエステル樹脂

こちらも樹脂と硬化剤の二種類の液体を混ぜ合わせて硬化させる樹脂です。こちらの樹脂は大変透明度が高いのですが、硬化するときの縮みが大きく、採寸通りの作品を作るのが困難となっています。揮発性溶剤が混ぜられた状態の商品が販売されていることがあるが、時間経過で変形していくため注意が必要です。

何に使われているの?

現在は主に模型の基礎として使われています。レジンキャストという言葉は合成樹脂の成形法、という意味ですが、模型業界では2液混合重合型の熱硬化性樹脂という意味で使われていることがあるため注意が必要です。また、歯科業界では昔から入れ歯を作るために使われていて今でもこの方法が使われています。また、最近では3Dプリンターのソフトで型を作り、3Dプリンターで印刷、構築する方法もとられているようです。型を使わない方法で、大量生産が少しやりやすくなると考えられます。

まとめ

いかがでしたか?今回はレジンキャストについて紹介ししました。レジンキャストは、物や材料の名前ではなく、成型方法の名前だということ知っていた方は多くないと思います。以前は歯医者さんで使われることが多かったのですが、今では本当に幅広い業種で使用されているので目をすることが多いでしょう。

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