これでUVレジンとの違いを知る!2液性レジンの特徴と基本テクニック

分厚い作品作りに最適のレジン

レジン作品の中には、結構な厚みがあり、クリスタ・ボールやクリスタル・キューブのようなものがあります。その中に花などを封入させ、まるで水中花のようにしたものや、金魚や水中動物を入れて目を楽しませるものをよく目にします。これらは、非常に分厚かったりしてUVライトが照射しにくいのではと、感じたことはありませんか。こういった作品を作る際には、UVレジンではなく、2液性レジンを使います。レジンクラフトと言えば、UVレジンに目が行きがちですが、紫外線で硬化させない2液性のレジン液というものがあります。いろいろな作品を作る中で、知っておきたいものの一つです。それではこの2液性レジンの特徴と基本テクニックについて説明していきます。

2液性レジンの特性

2液性レジンは、主液と硬化液を混ぜて、型に流し込み、化学反応で硬化させるものです。それぞれの製品によって作業可能時間や混合比率、硬化する時間が違ってきます。作品の大きさによって硬化時間は変わりますが、だいたい1日~数日がかかります。主に透明度が高く立体感のある作品を作る際に用いられます。気泡が入りにくく、着色がしやすいのが特徴的です。また紫外線を通さなくても、固まるので、透明顔料以外にも、色数が豊富な様々な顔料が使えます。きらめきがあったり、華やかな作品に最適です。ただ製品によっては、少量だと固まりにくく、大量だと高温になることもあるようです。

混ぜ方のテクニック

作業の際は、ビニール手袋をして換気をします。作業する場所には、新聞紙やビニールシートを敷いておくと、飛び散りなどに対応できます。デジタル式の計量器にクラフトカップを載せ、主液を必要とする量を入れ計ります。その製品の説明書にある比率で硬化液をクラフトカップに注ぎます。正確に計るには、デジタル式が良いと言えます。かき混ぜ用のスティックで、この2液を混ぜます。混ぜる棒は、園芸用のネームプレートでも代用できます。混ぜる方向が決まっている場合、それに従います。出来上がったレジン液を型に流し込みます。その後封入したいパーツなどを静かに置いて固めます。硬化時間は製品によって変わります。

2液性レジンの注意点

2液性レジンは、きれいに固まるかどうかが重要となります。品質の悪いものは、硬化後に表面がべたついたり、硬化過程で細かい気泡が発生したり、硬化不良を起こしやすいとされます。この品質は大まかに言うと値段と比例しているようです。極端に値段の安いものは、いつ製造されたわからないことが多く不安が残ります。この2液性レジンは鮮度も大切です。密閉した状態でも硬化剤は徐々に劣するので、購入した時点で硬化剤が黄色く劣化していることもあります。値段の安いレジンは注意が必要です。また2液性レジンは、硬化中、目に見えないのですが流動しています。軽いパーツなどは動きやすく、数時間経つと微妙に動いていることがあります。この動きを趣としてとらえる場合は良いのですが、配置にこだわる場合、固定させることが必要かもしれません。

まとめ・デザインの幅が広げられる

2液性レジンには、UVレジンと違う特性がありますが、一番違う点は、化学反応で時間をかけて硬化することだとわかります。透明度が高く、立体感のあるレジン作品作りに欠かせないレジンと言えます。レジンパーツを表裏両面から見る作品や大きい作品に向いています。主剤と硬化剤の2液の配合比率が、シビアなので、製品の説明書に忠実でないと、硬化に違いがでるようです。そのため、アナログ式の計量器よりもデジタル式の計量器の方が、失敗が回避できます。また、UVレジンと比べて製品の内容量が多いので、コストパフォーマンスがUVレジン液よりもかなり良いようです。2液性レジンには注意すべき点はありますが、意外に使い方勝手が良く、作品のデザインの幅が広げられます。

レジン  レジン