知れば知る程重宝する!巧みに型枠を用いたレジン作品の極意

造形はレジンクラフトの魅力

可愛い動物の形をしたものや、複雑な形をしたレジン作品を目にしたことはありませんか。レジンクラフトでは、型枠を用いれば、いろいろな造形が楽しめます。型枠を自分なりに作ってしまうと、デザインの自由度が圧倒的に増すことになります。市販の型による制限がないので、思い描いているイメージがダイレクトに形になるわけです。特に型枠として売っているものでなくても、プリンのカップやゼリーの型、お菓子作りの型などを利用しても、オリジナリティーにあふれるレジン作品が作れます。造形はレジンクラフトの魅力のかなりの部分を占める要素です。型枠は、レジン作品では重要な道具の一つかもしれません。それでは、この型枠の活用の仕方について説明していきます。

既製品などの利用方法

市販の型枠は、手芸店やハンドクラフトショップ、ネットショップやホームセンターなどで、いろいろなデザインのものが入手できます。UVレジン用では、紫外線が届かないと硬化しないため、透明の型を使用します。不透明な型でも、底が浅いものや紫外線が届くものなら使えます。UVライトを照射して型から取り出した後、べたつく時は、再度照射すれば、べたつきがなくなります。また、羊羹やゼリー、お菓子などの空き容器をレジンの型枠として使うこともできます。この空き容器は、プラスチックの半透明のものが適しています。この容器で厚みのあるものを作ったり、深い容器を使う場合は、一度に作ろうとせず、薄く少しずつ流し込み、何回かに分けて硬化させていきます。

型枠作りの材料

自分でオリジナルの型枠を作る場合、シリコン粘土を使います。よく使われるのが「ブルーミックス」というもので、A剤とB剤の粘土状のシリコンゴムを原型に押し当てて型取りする型取り剤です。A・B剤を混ぜて1分45秒で固まり始めるものと、4分で固まり始めるものがあり、後者が初心者向けと言えます。使い方は、A・B剤を色ムラがなくなるまで混ぜて、平らにして原型を埋めます。原型の厚みなどを整え硬化させます。固まったら型枠の完成です。この他、「おゆまる」というプラスチック粘土があり、お湯で柔らかくして型を取るものもあります。

型取り例

一番簡単なオリジナルリングの型取り例です。型取り用の透明シリコン、油粘土を用意します。まず、油粘土で指の大きさに合わせた原型を作ります。それを紙コップ底に両面テープ貼りつけます。次に透明シリコンの説明書にある配合で主剤と硬化剤を混ぜます。この際に気泡が入らないように静かに撹拌します。この透明シリコンを紙コップに流し込みます。平らな場所に1日以上置いて固めます。その後、紙コップから原型を取り出し、型枠が完成します。油粘土が付着していた場合、綿棒などで取り除きます。この型枠にUVレジンを流して固めれば、リングとなります。

まとめ・レジンクラフトの醍醐味がある

市販の型枠を用いれば、手軽にいろいろな造形ができ、オリジナルの型枠を作れば、自分なりの世界観が表現できることがわかります。型枠の原型作り用に、シリコン粘土、100円ショップなどで入手できるプラスチック粘土などがあり、どれも簡単に原型が作れます。原型を作ってから型枠を作るというひと手間が必要ですが、たったこれだけで、デザインの幅が大きく広がると言えます。原型作りは、ちょっと敷居が高いと思っている方でも、一度やってみると、次々とやってみたくなるはずです。型枠を活用したり、オリジナルの型枠を作ることは、レジンクラフトの醍醐味の一つと言えます。

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